オーディオマニアの人はスピーカーやヘッドフォンのエージング(慣らし運転)が必要だ! とか言うのですが、民生用に関してはまったくの迷信です。
どちらかというとセールストーク、宗教、プラシーボのたぐいです
(音楽用のは本当に設置時にエージングします)
ところが!
ちょっと意味が違うのですが、
買ってきたヘッドフォンやスピーカーが
・小さめの音で再生したときに「ポツポツ」と音が割れたように聞こえたり
・全然音量が小さいのに歪んだように聞こえる場合
いわゆるエージングで直ることがあります。
だまされたと思って、以下の方法を一度試してみましょう
1,ヘッドフォンを耳から外す(スピーカーの場合は布団に入れるなど防音する)
2,Youtubeあたりで エージング ホワイトノイズ などと検索し、昔のテレビを夜中につけた時の音を探す
3,これを可能な限りの大音量で再生
4,3分ぐらいしたら終了
5,音量をいつも聞くぐらいに戻してから、いつも聞いていた音楽などを再生
6,直っていればOK 直らなければ1に戻る
7,何回か繰り返してみる(普通は2,3回で充分)
なんと、これでクリップ音がなくなります(ハードウェア的な原因ではなく、スピーカーユニットそのものが休眠状態だった場合)
店頭で長らく在庫だった商品など、メーカーが想定するよりも長い間、使われずにスタンバイしていたスピーカーやヘッドフォンには効果がでる可能性があります。
無線接続でも有線接続でも同じです
スピーカーは紙か木で出来ている事が多いので、経年変化や乾燥の影響をうけます
そのあたりをなじませるというか、工場出荷の状態ぐらいまで準備体操させてやる という感じです
ポツポツ言ってるヘッドフォンの人、
初期不良で返品交換する前に一度やってみましょう〜!