一般的なルータのトラブルで、わりと多いのが
「ネット接続がなぜか途切れる」です。
これは無線LANでも有線LANでも同様に発生します
いろいろ原因はあるのですが、意外と盲点なのはIPアドレスの衝突です。
普通はルータのLAN側に対するDHCP機能を使って、自動的に番号を割り振っています
このDHCPが何らかのタイミングで、同じIPアドレスを複数のコンピュータに割り合ててしまい、なんらかのタイミングで同時に使用してしまうことがあります。
解決策は単純にDHCPのリーステーブルを初期化すればよいのですが、普通に一般家庭用のルータなどではこの機能がありません。
また、クライアント側でIPアドレスの解放と再取得をしても、多くの場合は同じ番号を取得してしまうので、解決になりません。(本当はこの機能で解決するはず)
こういう場合には、
設定の保存>初期化>設定の復帰 と、ちょっと面倒ですが、ルータ自身を一度初期化する
または
ルータのファームウェアをアップデートする(その課程でリーステーブルが初期化される)
その後
使いそうなマシンの電源を順番に全部入れ直す
これでDHCPリーステーブルが新しくなるため、問題が解決します。
あたりまえですが、運用中のLANで急にリーステーブルを初期化すると、それぞれのマシンの接続が途切れますので、作業前にはLANの様子を要確認です。