LionがプリインストールされたMacからインストール用USBメモリを作る


LionのMacを買うと、インストールDVDがついてきません。
リカバリー用のUSBメモリを作るツールは配られているのですが、これは高速なネット接続が前提なので不安です。

というわけで、昔ながらのインストールメディアを作る方法をメモ
DVDでもよいのですが、動作がはやいのでUSBメモリ上に作ります

1,
まずはなんでもいいので、外部HDDを接続します
空き容量が30GぐらいあればOK

2,
次に、こちらのブログをよく読んで
http://taichino.com/engineer-life/2727

3,
ターミナルで、内蔵HDDにあるrecovery領域をマウントします。

$ diskutil list
↓ <ディスク一覧からrecoveryを探す
$ diskutil mount readOnly /dev/disk0s#  <#の部分は数字を入れる

$ hdiutil attach “/Volumes/Recovery HD/com.apple.recovery.boot/BaseSystem.dmg”

これで普通にFinderにマウントされます

4,
先ほど接続した外部HDDをターゲットに、インストールを開始します。

5,
再起動の画面になったら、そのままFinder上で

インストール先のHDD/Mac OS install/InstallESD.dmg
このdmgファイルを別の場所にコピーします。

6,
インストーラーを終了します。
すると上記フォルダごと消滅します

7,
とりだしたイメージをDVDに焼くと動作が遅いので USBメモリに焼きましょう
こちらのブログを読みます
http://osxdaily.com/2011/07/08/make-a-bootable-mac-os-x-10-7-lion-installer-from-a-usb-flash-drive/

8,
初期化しても大丈夫な8G以上のUSBメモリを用意します。

9,
ディスクユーティリティを起動
USBメモリを初期化してから「復元」で、
ソースに先ほどのdmg
復元先にUSBを指定します

これで、もしもネットがナイ場所でHDDの問題が発生しても、USBメディアだけで復帰可能になりました
転ばぬ先の杖として大事に置いておきましょう